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○初期
私共は、マルチコプターの導入には、正直、消極的でした。マルチコプターが力学的に不合理であるという点にこだわりすぎていたのかもしれません。しかしながら、サイクリック型ヘリでは原理的に(空力的な)振動を無くすことはできないため動画を撮るためやむを得ず渋々マルチコプターに取り組みました。まず、MOS-FETスピードコントローラーとブラシレスモーターの組合せをその黎明期から見ていた身としては、「怖い」というのが正直なところでした。従って、当時8ディスク以外の選択肢は考えられませんでした。GOPROに8ディスクは今にして思えば「やりすぎ」ですが、当時はそれほどまでにマルチコプターを疑っていたのです。
○中期
AlexMosのコントローラーでジンバルを自作し、EOS6DやLumixGH4を搭載した機体。
(レイノルズ数の)小さい世界では先端が尖ってコードの広いプラ製ペラのほうが効率が良いと考えていたのですが比較のしようもないのでその結果はよく判らず仕舞いでした。
停止する可能性が十分に小さければ、全体のうちの1系統が停止する確率は系統の数に比例すると考えてよいので、クアッド、ヘキサに対する疑念はまだこの時点でも拭いきれていませんでした。
華厳の滝でツバメとバードストライク起こすんじゃないかとハラハラしていたのが一番の思い出。(当然、許可を得て業務で飛行してます。)
○割と最近
当時、既にphantom2は登場していましたが、やはりどうしても映像のディストーションを我慢することができず、SONYのRX100シリーズに合わせてジンバルを製作し、それに合わせて製作した機体。フライトコントローラもようやく信用できるようになったので(当方の評価の問題です。)ペラのダイアを大きくし流速を抑え、(遂に)クアッドとして必要馬力が小さくなることを狙いました。
22.2V5000mAhLi-Poを搭載した機体はパワフルで25分飛行(非実用含)し、満足しておりました。
しかしながら、(当たり前ですが)市販カメラは「人間が手で持つ」ように設計されています。
そのため、高速飛行時にはカメラ自体が受ける空気抵抗で「ブレ」が入りやすく、やはりドローンにはドローン用の(不要なものをそぎ落とした軽量な)カメラが欲しい。小型で成果の良いカメラシステムの登場を待つ必要がありました。
岩手スカイイメージング (水沢ラジコン) 担当 岩城
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